妊娠すると貧血になりやすいっていいますよね。
でも、その原因とはいったい何なのでしょうか?
赤ちゃんのためにも知っておいた方が良いことなので、ぜひ今のうちに知っておいてくださいね♪
妊娠中の貧血になる原因とは?
妊娠中に貧血になりやすいっていうのは、私も妊娠前から聞いたことがありました。
ドラマとかで妊娠した人がフラフラ~ってして倒れかけたりするシーン、よくありますよね。(笑)
でもあれ、冗談抜きで自分がなった時は本当にビックリします。
と、焦りますね。
そもそも、妊娠して貧血っぽい症状が出たのは人生で初めて。
貧血なんて自分はならないと思っていたのビックリです。
それに、妊娠27週で行った血液検査の結果だとギリギリ貧血気味。
毎日鉄分を飲んでいても貧血気味の数値。
それでも担当の先生には「おおおー!バッチリ!一般的には今の数値よりもっと下になる人が多いから、今のままで頑張ろうね」と言われました。
そう言われる私でも、時々貧血っぽい症状を感じます。
貧血のママはどれだけ大変か・・・想像するだけで辛い!
どうして妊娠中は貧血になりやすいのか・・・、それは赤ちゃんにとってとっても大きな理由があったんです。
妊娠中に貧血になりやすい3つの理由
- 赤ちゃんの命を守るため
- 血液の量が増えるため
- つわりの影響
赤ちゃんの命を守るため
私が1番「なるほど~」と思ったのはこの理由です。
私たちが妊娠している時、赤ちゃんはママの「胎盤→へその緒」といった順番で血液を通して栄養や酸素をもらいます。
そして、老廃物を血液を通してママの体に送っているんです。
ということは、血液がないと赤ちゃんは呼吸もできないし、栄養を補給することもできません。
ママの血液は赤ちゃんを育てるために、赤ちゃんを優先して血液が送られていきます。
妊娠前まではママ1人の体だったけど、それが2人分の血液が必要になるということです。
そう考えると、血液が足りなくなるのも納得ですよね。
ママは貧血になりやすくなりますが、それは赤ちゃんの命を守るためなんです。
血液の量が増えるため
赤ちゃんに血液を届けるためには、ママと赤ちゃんの2人分の血液量が必要になります。
ということは、妊娠前と比べて血液の生産量がグーンと増えます。
その量は妊娠前と比べると、約1.4倍と言われています。
でも、血液って「たくさん作らないと!じゃあ、今すぐ作ろう!」といってすぐにガンガン生産を増やせるものではありません。
なんといっても、血液中の赤血球を生産するために必要な栄養素が必要だからです。
でも、赤血球を構成するヘム鉄(鉄分)やたんぱく質が不足していると、なかなか良い品質の血液が出来上がらないんです。
しかも、血液を生産するスピードが急激にアップするので、それになかな追い付けません。
そうなると・・・・血液の濃度が薄くなってママは「貧血」の状態になってしまいます。
血液の生産量に追いつけないと、貧血になりやすくなるのです。
つわりの影響
つわりになると、食べたくても食べられないというのが本音。
そんな時に「赤血球の生産に必要な栄養素を食べて!」と言われても無理です。(笑)
ということは、つわり時期に栄養素が不足して赤血球の生産に間に合わず、貧血になってしまいがち。
しかも、つわりは妊娠初期だけではありません。
妊娠後期にも後期つわりが起こりやすく、食事に影響がでることもあります。
私も後期つわりが始まって、食後に気持ち悪くなったり、1度にたくさんの量が食べられないことが多いです。
食べる量が減ってしまうと栄養不足で貧血になりやすいので、妊娠後期にも要注意。
初期のつわりは無理をせず、後期のつわりは工夫をして食べることが必須です。
妊娠中の貧血を改善することは、赤ちゃんのためにもなる!
妊娠中の貧血は赤ちゃんの命のかかわります。
もしある一定数値以下になってしまうと、赤ちゃんに酸素や栄養が届かずに亡くなってしまうことも・・・。
たかが貧血と思いがちですが、妊娠中の「血液」というのは赤ちゃんの命綱です。
ママがきちんと栄養をとることが赤ちゃんを守ることにつながります。
私も軽い貧血と判断されてしまったので、これからしっかりと食事と栄養摂取に気をつけねば!と頑張っているところです。(→妊娠中の貧血とされる数値はどれくらい?)
貧血の症状が出ている場合、血液検査が出ていなくても担当の先生に相談するべきです。
赤ちゃんを守れるのはママなので、無理をしないで頑張っていきたいですね。