妊娠39週の検診で、今まで自然分娩で予定していた出産を帝王切開に変更することになりました。
「どうして!?」とはじめは納得できなかったのですが、その理由に納得。
どうして自然分娩から帝王切開になったのかお話していきます。
「どうして!?」自然分娩→予定帝王切開に変更
妊娠が分かってから、できることなら自然分娩(無痛)が良いな〜と思ってきました。
その理由は、出産後の回復や育児のことを考えると自然分娩の方が良さそうだったからです。
無事に生まれてきてくれたらどんな方法でもいい、と心の底からそう思っています。
でも・・・
急な展開に私の心はザワザワです。
どうしてそうなったのか・・・
この日もいつもどおり、旦那さんと一緒に検診に向かいました。
予定日まであと1週間あるし、とりあえず赤ちゃんの様子を見るだけかな〜?
そんな話をしながら先生を待っていました。
先生はこの日急な帝王切開のオペが入ったので、私達は予約時間よりも40分長く待つことに。
旦那さんは文句を言うわけでもなく、「おお!そんな短時間で終わるんだね!すごい」と。
「次は私達の出産の番かもしれないからね!」と、いつ始まるかも分からない出産にソワソワしていました。(笑)
先生が診察に戻ってきて、私達の番。
と早速内診へ。
子宮底長の長さは34〜35cm。
前回と同じくらいで変わりなし。
子宮口の状態は・・・ガッチガチに閉まってる。(笑)
0cmだよ。
・・・「0cmですか!?ゼロ!?もう39週なのに、大丈夫なの!?」
ちょっとくらい開いてるでしょ〜、なんて呑気に考えていたので、まさかの0cmに自分でもビックリ。
さらにさらに、先生からの追撃が!
自然分娩するなら、もっと降りてこないとダメだよ〜。
と、赤ちゃんの位置も高い位置にあることが判明。
確かに、妊娠36週と今の39週でのお腹の形を比較すると・・・
左が妊娠36週、右が39週です。
大きさが大きくなっただけで、お腹の高さが変わってないですよね。外から見ても分かります。
赤ちゃんの位置は高いまま・・・ということ。
これから検査をしましょう!
と言われ、エコー検査とNST検査をすることに。
この結果次第で、私の運命は決まるということでした。
自然分娩→予定帝王切開に変更、その理由とは
まずはエコー検査を受けることに。
緊急での検査だったので、予約時間なども関係なく行ってもらえました!
ただ、緊急なので旦那さんは一緒に見れないよ〜と言われ、私1人で検査室へ。
エコー検査
担当の先生には「どうしてこの時期にエコーを撮るように言われたの?」と聞かれ、「イレギュラーなことなんだ・・・」とソワソワしてしまいました。
先生がこの時に見るポイントは4つ!
- 赤ちゃんの推定体重と大きさ
- 胎盤の位置
- 羊水の量
- 赤ちゃんの頭の位置
をチェックするとのことでした。
その他の点はこれまでのエコー検査でもチェックしてもらってるので、今回はあくまでも自然分娩か帝王切開かを決めるための検査。
そのためにはこの4つのことを見ておく必要があるそうです。
私の場合は、胎盤の位置、羊水の量、赤ちゃんの頭の位置は問題なし。
ただ・・・
・・・めっちゃデカイ!(笑)
しかも、頭の大きさが9.6cmという大きさ。
先生にも「だいたい9.1〜9.4cmくらいが多いんですけどね〜」と言われる始末。
ええ、そうです。
私に似て頭が大きいんです。(笑)
と、心の中で謝りながら、一応平均内にはおさまっているので問題はないと先生からの安心の一言に安堵。
妊娠38週で8.8±0.7cm(8.1〜9.5cmが正常範囲)らしいので、39週で9.6cmならギリギリセーフでしょ!
ギリギリ、ね。(笑)
NST検査
次に、NST検査でお腹の張りや赤ちゃんの動きなどをチェックする検査に!
一体何をするか全く分からないでソワソワしながら向かうと、検査に30分くらい時間がかかるからご飯食べてきて!と言われてしまいました。
赤ちゃんの動きの確認も必要なので、食後のほうが検査結果がわかりやすいんだとか。
ということで、指定されたチョコレートとサンドイッチを急いで食べて検査へ。
お腹に機械をつないで、「痛いのかな?」と緊張したけれど、全く痛みはなし。
お腹の張りがどれくらいの頻度で、何分おきに来ているかを調べる検査だそうです。
また、赤ちゃんの胎動があるときは、ボタンを押して「今動いたよ〜」と知らせます。
赤ちゃんの動きとお腹の張りで、陣痛が来てるかどうかも調べられる見たいです。
すごいですよね!
私は旦那さんとおしゃべりしながら、ベッドに横になって超リラックス。
赤ちゃんが動いたときだけボタンを押して30分過ごしました。
はじめは赤ちゃんがなかなか動かなかったので、旦那さんがKIROROの「ベストフレンド」を聞かせて歌ったり。(笑)
思い出の曲をかけてみたり。
私達だけだったので好き勝手過ごしていると、赤ちゃんもリラックスしたのかボコボコ動きだして「ここにいるよ〜」アピール。
あっという間に30分は過ぎてくれて、検査結果は担当の先生に送られていきました。
検査結果の結果
このエコー検査と、NST検査の結果を照らし合わせると・・・
担当の先生からは「帝王切開ですね」とすぐに結論を出されてしまいました。
でも納得できなかったので、粘る私。(笑)
「どうしてですか!?赤ちゃんも私の体も問題ないんですよね!?」
と尋ねると、その質問には「問題なしです!むしろ理想的な自然分娩向きの状態をしています」とお褒めのお言葉までいただけました。
ちょっとうれしい私。(笑)
でも、検査結果からは帝王切開という選択肢。
自然分娩に必要な状態 | 私の状態 | |
子宮口 |
|
|
赤ちゃんの位置 | 骨盤にハマっている(3段階だと0〜1の状態) | 骨盤にはまらず、高い位置にいる(3段階だと3の状態) |
赤ちゃんの大きさ | 週数によるが、だいたい2500〜3500g前後 | 39週で3600g |
赤ちゃんの頭の大きさ | ー | 平均より大きい |
張り、陣痛の状態 | 定期的に同じくらいの張りが来る | 不規則で張りの強度も不安定 |
この一覧で見ても分かる通り、赤ちゃんの位置や、胎盤の位置などは問題ないけれど、自然分娩をするための状況が全く揃っていないということです。
いくつかの項目だけでも当てはまっていれば、自然分娩をしている間に変化する可能性もあります。
そのため、自然分娩という選択肢も残せるそうです。
しかし、私の場合はどれ1つ当てはまらない!
本当に「自然分娩は諦めて」と言われているくらい、1つも条件をクリアしていないんです。
赤ちゃんの頭が大きく、骨盤にハマりたくてもはまれない可能性があるとも言われました。
そのため、自然分娩で陣痛が起こったとしても、赤ちゃんが自分で降りてこられるか分からない。
そうなると命の危険がある。
また、赤ちゃんが下に降りてこれたとしても、39週で3600gなので大きくなりすぎて外に出られないかもしれない。
赤ちゃんが降りることを待つのも、母子ともに危険な状態になるリスクがあると言われました。
待つこともできない、かといって今すぐ誘発することもできない・・・。
要するに、帝王切開という選択肢がもっとも安全に出産できる方法だということでした。
まさか自分が帝王切開になるとは思ってもいなかったので(妊娠39週まで自然分娩だと思っていたので)、急に手術という言葉が出てきてドキドキ。
でも、赤ちゃんの安全を考えると、どう考えても帝王切開が1番良さそう。
不安だけど、検査結果がすべてを物語っているので、帝王切開にすることに承諾しました。
帝王切開に向けての気持ちの整理
ずーと妊娠期間中、自然分娩で出産に挑むことをイメトレし続けていました。
なので、急に帝王切開になって私の心はザワザワ。
帝王切開がダメというわけではありません。
むしろ、出産方法は重要じゃないと思っています。
私の心がザワザワしている理由は、お腹を切るということ、そして手術後にどういった状態になるのか想像ができないからです。
陣痛に耐えるためにイメトレをしていたので、これはもう全く役にたたないことにショック。(笑)
これからは、手術後にどういった傷口ケアをしていくのか調べようと思います。
先生には「明日でもいいよ」と言われたのですが、さすがに1日では気持ちの整理がつかなさそう・・。(笑)
ってことで、6日後の出産予定日ちょうどに行ってもらうことにしました。
もしそれまでに陣痛が起これば、自然分娩の可能性もあると言われているので、その可能性もゼロではありません。
どうなることやら・・・
ひとまず、お腹を切るための心の準備を整えつつ、旦那さんと一緒に過ごす時間が明確になったのでデートでもしてきます♪(←楽しんでる。笑)