妊娠していることを病院の尿検査で確認した後、エコー検査がありますよね。
でも、それで「おめでとう」じゃないって知ってましたか?
私の先生はある日が来るまでは「おめでとう」と言ってくれませんでした。
その理由をご紹介していきます。
妊娠をエコーで確認できた、でもそれで「おめでとう」じゃない!?
私も驚いたのが、エコーで妊娠を確認した後に先生に言われた一言でした。
ということだったんです。
男性の先生だったからなのか、今思えば全然デリカシーのない一言だったので、今は担当の先生を変えてもらいました。(笑)
どうしてこういったことを言われたのか、詳しい経緯をお話ししますね。
妊娠の陽性反応が出てからの流れ
妊娠の陽性反応が出て、病院での検査を受けます。
その際にまずは子宮外妊娠ではないかどうか、エコーで確認。
妊娠の週数によって確認できる様子が全く違います。
妊娠週数 | 子宮内の様子 |
妊娠5週くらい |
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妊娠7週 |
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妊娠9〜12週 | 赤ちゃんの大きさがハッキリして、今現在の週数や出産予定日が変更されることがある |
妊娠をすると、まず赤ちゃんが入る袋が子宮内で用意されます。
その袋のことを「胎嚢(たいのう)」というのですが、この胎嚢が1番最初に確認することができます。
私がはじめてエコー検査を受けた時は、この胎嚢だけが見られた状態でした。
この胎嚢の中に赤ちゃんの姿が確認できないと、妊娠しているとは言えません。
妊娠は「胎嚢確認 → 赤ちゃんを胎嚢の中に確認 → 心拍確認」と、3つの段階を終えてからやっと妊娠確定となります。
そのため、はじめてのエコーの後に先生から言われたのが「赤ちゃんの姿が来週確認できなければ、流産処置をしないといけません」という言葉でした。
早い人だと妊娠5週から赤ちゃんの姿を確認できることもあるようですが、私の場合はダメでした。
そして次の週····
エコー検査はめちゃくちゃ緊張!
妊娠6週の終わりくらいで、赤ちゃんの姿を確認できました!
しかも、心拍も確認することができたので、心音を「ドクドクドクドクドクドク」という早い音が聞けて感動!
そして!!!
はじめてこのエコー検査の後に先生から「おめでとう」と言ってもらえたんです。
後から知ったのですが、心拍が確認できたら妊娠が確定になるらしく、それからはじめて産婦人科の先生は「おめでとう」と言ってくれるそうです。
陽性反応=妊娠じゃない厳しい現実
陽性反応が出たら妊娠している、と思ってしまいますよね。
でも本当はそうじゃないし、妊娠をずっと待ち望んでいて陽性反応が出た→でも違った、ということがあるのは本当に厳しいです。
お腹の中に受精卵があったとしても子宮外妊娠だったり、胎嚢の中に赤ちゃんができなかったり···
はじめて妊娠するまでは、陽性反応=妊娠だと思っていたのでびっくりです。
そして検査のたびに緊張しました。
特に妊娠初期はいつもドキドキでした。
お腹の中でちゃんと生きてるかな?大丈夫かな?と、病院の前は緊張ばかり。
胎動が感じられるまではそんな日が続きました。
でも、妊娠後期になった今も安心できる日はほとんどありません。
妊娠中ってどんなトラブルがあるかわからないし、無事に生まれて来てくれるまでは安全とは言えないからです。
ママになるってこんなに大変なんだな、と今は改めて経産婦さんたちの偉大さを感じています。