妊娠中に絶対に摂取した方が良いよ!といわれる栄養素は、実はそんなに多くないんです。
ただ、赤ちゃんの成長のためにも「バランスよく摂取すること」が大切。
そして、絶対に摂取した方が良いと言われる栄養素の中には「葉酸」があります。
ただ、妊娠時期によって摂取するべき量が異なるので、時期別にご紹介してきます。
妊娠中の葉酸摂取量は、時期によって違う!
妊娠中に「葉酸を飲んでくださいね~」と病院で言われます。
私も妊娠が分かった時に、初診でドクターから「とりあえず葉酸飲んでおいてね~」と言われました。
葉酸って、普段の生活の中ではあんまり耳にすることがない栄養素ですよね。
葉酸の働きとは?
赤ちゃんの発育に必要な栄養素。
摂取することで赤ちゃんの二分脊椎や無脳症、髄膜瘤(ずいまくりゅう)などの発症リスクを下げることができると言われている。
お腹の中にいる赤ちゃんがそうなるなんて・・・と想像するだけで辛くなってきます。
妊娠初期である妊娠1~3か月の間に、推奨されている葉酸摂取量を摂ることでこういったリスクが減るそうです。
ママがしっかりと葉酸を摂取しておくことが、赤ちゃんの健康にもつながります。
それだったら!
しっかりと摂取して赤ちゃんが健康に育ってくれることを考えたいですよね。
葉酸の摂取量の目安
葉酸の摂取が推奨されているのは、妊娠初期がメインです。
ただし、葉酸は赤ちゃんの発育を促すので、栄養士さんは「妊娠中期~後期、そして授乳期にわたって摂取することが望ましい」という見解を持っている方が多いです。
妊娠中は特に赤ちゃんの健康のことを考えると、継続して葉酸を摂取していきたいです。
ただがむしゃらに飲まなくても、時期によって葉酸の目安摂取量が異なるので、それに合わせて摂取をしていけばOK!
通常の食事量から摂取できる葉酸の量を考えると、サプリメントで摂取するべきだといわれてるのが次の通りです。
妊娠初期 | 妊娠中期・後期 |
(サプリメントで400μg、通常の食事から240μg) |
(サプリメントで240μg、通常の食事から240μg) |
この一覧を見ると「食事からの摂取だけじゃだめなのかな?」と疑問に思いますよね。
ただ、サプリメントで摂取が勧められているのには理由があるんです。
調理で加熱をしたりすると、摂取目安量の葉酸を摂取することはとても困難。
そういったことを踏まえた上での「食事+サプリメント」での摂取量目安が設定されています。
と、心配になってしまう部分もありますよね。
葉酸は1日に1mg(1,000μg)は超えないようにとされています。
ただ、水溶性なので摂取しすぎてしまっても、尿などで排出されてしまうんです。
摂取しぎても体外に排出されることから、過剰摂取の心配はない栄養素ともいわれています。
実際に、葉酸の摂りすぎの副作用などは報告されていません。
妊娠中の葉酸摂取量と、必要な栄養素を使分けよう
妊娠中に必要な栄養素って、病院で勧められるのは「葉酸」がメインなので、他の栄養素の摂取はおろそかになりがちです。
でも、「ママが摂取したものが赤ちゃんに影響する」と考えると、できるだけバランス良く摂取したいですよね。
例えば、「頭痛」や「めまいによる吐き気」などを感じたことはありませんか?
ちょっと歩くと頭痛がしたり、起き上がる時に頭痛がしたり・・・。
私は頭痛→吐き気で一時期すごく悩まされました。
私はドクターに「鉄分」を勧められたので、鉄分を摂取すると・・・
ビックリするくらい頭痛がしなくなりました。
特にママの体調に関わる、妊娠中に必要だと言われている栄養素は次の通りです。
妊娠中期・後期 |
|
これらの栄養素が必要なのには、妊娠中の体の状態が影響しています。
妊娠前とは違うからこそ、意識をして摂取したい栄養素なんです。
なぜこういった栄養素が必要なのか、そしてどんな働きをしてくれるのか知っておくと「なるほど~」と納得できるかと思います。
詳細はコチラの記事でご紹介しているので、参考にしてみてください♪(→妊娠中に必要な栄養素は葉酸だけじゃない!赤ちゃんへとママへの嬉しい効果や影響とは?)