妊娠をすると嬉しい!誰もが幸せ!
そういったイメージがありますよね。
でも、妊娠中って本当に幸せなのでしょうか?
私自身の経験をお話していこうと思います。
妊娠して嬉しい、でも本当に妊婦さんって幸せなの!?
妊娠をすると、誰もが幸せに見える不思議。
やっぱりお腹の赤ちゃんを嬉しそうに感じているママを見ると「幸せそうだな〜、家庭も円満なんだろうな〜」なんて想像してしまいますよね。
私は小さい頃から自分の子供を持つことが夢だったので、妊娠中の方を見るとそんなイメージばかりふくらんでいました。
実際に自分が妊娠をして感じること。
それはやっぱり「本当に幸せだな〜」ということです。
でもこれは、今だから言えることで、やっぱり妊娠中は辛いこともたくさんあります。
ということをご紹介していこうと思います。
妊娠中に幸せとは程遠いと感じた2つの時期
私は妊娠がわかった時、そして今妊娠8ヶ月、もうすぐ9ヶ月の今はすごく幸せです。
でも幸せと感じられないと感じたときもやっぱりありました。
妊娠初期のつわり時期
妊娠初期のつわり時期は本当に本当に辛かった・・・。
もしまた妊娠したらこの時期がやってくるのかと思うと、妊娠自体を躊躇したくなるくらい。
24時間ずっと吐き気と戦い続けるのは、正直並大抵のメンタルじゃ無理です。
ご飯が食べられない、動くことすら無理、ずっと気持ち悪い。
永遠と思えるこの時間が本当に辛かった。
この時期は「赤ちゃんのため」と思いつつも、やっぱり幸せと感じられるタイミングってすごく少なかったですね〜。
ただ、すごく救いだったのは旦那さんの存在でした。
旦那さんが慣れない家事を必死にやってくれて、毎日私の体を気遣ってくれました。
辛い辛いと言っているとハグをしてくれたり、動けなくなったらお姫様抱っこでベットまで運んでくれたり。
今思いだすと・・・かなりヤバい神旦那ですね。(笑)
切迫流産だったので、旦那さんも赤ちゃんのことが心配だったんだと思います。
私が「私、死ぬかも。死んだら赤ちゃんのことお願いします」って本気で言ったことがあって。(つわりがつらすぎて)
今では笑い話だけど、あの時は旦那さんも悲しそうだったな〜・・・。
そんな旦那さんだったらこそ、妊娠初期のつわりも辛かったけど頑張れたと思います。
これがもし、旦那さんから「なんでそんなにダラダラしてるの?」とか、「ほんとにそんなに体調悪いの?」とか言われていたら、もう子供を生みたくないと思ってしまったかもしれません。
いや、子供は生みたいけど、旦那さんには会わせたくないって思うかも。
この時期って本当に辛いし、「もう今めっちゃ幸せ〜!」と言えるには程遠い気持ちをしています。
旦那さんから追い打ちをかけられたら、本当に辛すぎて無理ですよね。
一緒にいるパートナー次第で、この時期の気持ちはかなり左右されると思います。
妊娠中に赤ちゃんや体に異常が見つかった時
私の場合は1度だけ前置胎盤になる可能性があると診断を受けました。
前置胎盤とは、胎盤が子宮の出口付近にできてしまって、普通分娩が難しい症状のことをいいます。
出血のリスクが高く、ハイリスク出産に当てはまるそうです。(→前置胎盤とは?ハイリスク出産に大号泣)
この診断を受けて、自宅に帰った時にはとっても辛くなってしまいました。
その理由は、母子ともに出産に危険が伴うから。
私自身の命だけでなく、赤ちゃんの生命に危険が及ぶことが1番怖かったです。
そう考えるだけで辛く、もしこの子を育てられなくなったら・・・なんて想像すると、幸せだと感じていた妊娠が一気に悲しくなってしまいました。
でも、旦那さんに励まされ、私がストレスを抱えていても赤ちゃんも悲しくなるだけだから・・・
そう思って前向きに考えるようにして、できるだけ明るく過ごすように気持ちを切り替えました。
その後、高精度のエコー検査を行った際に胎盤の位置を確認し、前置胎盤ではないとう検査結果が!
幸いなことに、私の場合はハイリスク出産にはならなくてすみました。
本当に本当に、赤ちゃんの生命が助かること、自分自身でも赤ちゃんを育てていける可能性ができたことに嬉しくて涙が・・・。
ただこの時、妊娠は本当に嬉しかったけど、辛くもありました。
一瞬、幸せという気持ちを忘れかけてしまったくらいに。
嬉しい気持ちが大きい分、辛さも大きいんですよね。
きっと、出産にリスクを抱えているママたちは、かなり不安だと思います。
恵まれた自分の環境に感謝
私の場合は、本当に恵まれていることに感謝だな〜と思うことがたくさんあります。
1番は旦那さんのことです。
よく妊娠中のできごとを聞くと、旦那さんが浮気をしたり、風俗に行ったりして悲しい思いをすることがたくさんあると聞きます。
これって本当に辛いですよね。
私だったら妊娠どころの話じゃないです。
もう離婚だ!と大騒ぎするし、妊娠を素直に幸せなこととして受け入れることは無理です。
ありがたいことに、私の旦那さんは仕事の用事や、トレーニングに行く時間以外は一緒にいてくれるので安心です。
浮気の心配もないと信じられる行動をしてくれるし、言葉でもその可能性がないことをしっかり伝えてくれます。
ペルー人なので、今まで付き合ってきた女性の束縛がひどかった分、その対処に慣れっこらしいです。(笑)
旦那さんを信頼できること、これが1番妊娠中に幸せを再確認できたことでもあります。
また、義理の両親も適度な距離を保ってくれているので、変に気を遣う必要がないことがありがたいです。
確かに・・・時々、「あれ?これは私がやりたかったな?」みたいなことを、義理の母がやってしまうことがありますが。(笑)
それはもう初孫ができる嬉しさで仕方がないのかな、という範囲で受け入れきれてるくらいです。
ただ、これ以上になるとキツイかも。(笑)
でも、どちらかというと助けられていることの方が断然多いです!
そう思うと、本当にありがたいな〜と思うことばかり。
恵まれている今の環境に感謝です。
今は赤ちゃんの胎動が活発すぎて、痛くて動けなくなることも多いですが。
それでも可愛い可愛い赤ちゃん。
生まれてくるまでノンストレスで過ごせるように、私自身の気持ちのコントロールに気をつけたいと思っています。