妊娠って本当に嬉しくて、わかった瞬間涙が!という感覚になります。
でも、嬉しいはずなのに不安になったり、悲しくなったりすることもあるんです。
どうしてそうなるのか、また、私自身がそうなった時にどうやって解消しているかご紹介します。
目次
妊娠して嬉しいはずなのに、不安になったり悲しくなったりするのはナゼ?
妊娠をして、無条件に「嬉しい!」と喜んだ妊娠発覚時。
嬉しくて嬉しくて涙が自然と溢れました。
そんな嬉しい妊娠のはずなのに、時々不安になったり悲しくなったりすることがあります。
私はずっと妊娠すること、自分の赤ちゃんを持つことに憧れていました。
そんな夢がかなって嬉しいはずなのに、時々どうしようもない不安や悲しみが溢れてくることがあるんです。
特に私の場合は妊娠初期に多く感じていました。
どうして不安になったり、悲しくなったりするの?
いろいろ調べてみると、妊娠初期に気持ちが不安定になりやすいのはホルモンの影響があるそうです。
つわりが起こるのも、このホルモンバランスの乱れだと言われていますよね。
妊娠初期は切迫流産、流産への心配、つわりによる体調不良も気持ちへの大きな影響がありるので、ホルモンバランスの乱れと一緒になって総攻撃をしかけてくるのです。
気持ちも落ち込みがちになって、「一生普通に生活ができないかもしれない」と思うようになりました。
それくらい気持ちがグ~ンと落ち込むし、赤ちゃんを育てるなんてできないかも・・と、自分が死んでしまうことすら想像しました。
今思えば「何言ってんだよ!」とツッコミたくなりますが。(笑)
当時は真剣すぎて、旦那さんに「私が死んだら、赤ちゃんを育ててね」と泣きながら言ったりしていました。
妊娠初期は体調に振り回されて気持ちも落ち込みやすい時期なので、本当に仕方がないと思います。
つわりが辛くて泣いてしまったり、旦那さんが理解してくれてなくて泣いてしまったり・・・本当に妊娠初期って妊娠中で一番キツイ時期です。
この時期を乗り越えれば、安定期には胎盤が子宮内で完成するので、ホルモンバランスも比較的安定してきます。
「ホルモンのせい!」と思うと少し気持ちが楽になるかと思います。
自分の性格が悪くなったのかな?とか考えてしまうこともあるので、そんな考えは捨てましょう。
ホルモンのせいです!(笑)
妊娠初期以外でも不安になることってある?
もちろん、妊娠初期以外でも不安になることってたくさんあります。
安定期に入ってから、後期に入ってからも急に1日だけ「ちょっと今日は悲しいな・・・」という日があったり。
私の場合は旦那さんが出張で5日間不在なだけで、不眠に陥るくらい不安になって眠れなくなりました。(笑)
妊娠前では考えられない気持ちの不安定さです。
妊娠前では大したことないと感じることでも、妊娠中は相変わらずホルモンの影響で「重大事件だ!」と気持ちが感じ取ってしまいます。
その分、自分でも自己嫌悪に陥りやすいですよね。
今まで平気だったことが平気じゃなくなるから、気持ちの変化についていきにくいです。
しかも、そういったことに理解がない旦那さんだったりすると「いやいや、大げさでしょ。なんでそんなにすぐ泣くの?」とか言われたりすることも。
もう、そんなことを言われたら立ち直れなくなります。
妊娠中に女性ホルモンは右肩上がりで上昇していくので、妊娠初期以降ももちろん気持ちは不安定な状態が続きやすいです。
出産したらピタッとおさまるという話もよく聞くので、「ホルモンのせい」と思っておきましょう。
もう「ホルモンのせい」が合言葉みたいになってますね。(笑)
妊娠中の不安、悲しみを解消する私の方法
妊娠中の不安や悲しみを解消するために、私自身が行っていることをご紹介します。
この方法を行っているおかげで、今のところ妊娠初期に間に数日、その後も数回くらいしか「不安」や「悲しみ」を感じていません。
なんとな〜く参考にしてみてください。
- 旦那さんに頼る、グチる
- とりあえず旦那さんにハグをしてもらう
- 良い映画を見て泣く
- 体が動かせる時は適度なスポーツをする
- 天気の良い日に外を歩いてみる
- 甘いものを食べる
- SNSで不安をつぶやく
- 友達と出かける
① 旦那さんに頼る、グチる
旦那さんに頼ったり、グチったりすることでちょっとスッキリします。
八つ当たりはさすがにかわいそうなので、弱音のはけ口的な感じですかね。
旦那さんには妊娠中のホルモンバランスが乱れることを説明しておいて、理解しておいてもらうことで聞き流してもらえることが多いと思います。
私は旦那さんが「妊娠したら女性の体がどうなるか」をインターネットで読んでくれていたので、私がイライラしたり悲しんでたりしても「ホルモンのせいだよね」と言って受け入れてくれます。本当にありがたい!
もう、全部ホルモンのせいにしちゃって、とりあえず旦那さんに頼ってみましょう。(笑)
今後育児が始まったらもっと大変になるし、今のうちに慣れておいてもらうと良いと思います。
② とりあえず旦那さんにハグをしてもらう
ハグを30秒間行うだけで、その日のストレスが30%以上軽減するという統計があります。
ということは、不安を感じたり、悲しくなったりした時は旦那さんにとにかくハグをしてもらうこと!
これって本当に効果があるから不思議です。
私は「ちょっと寂しい」「なんだかちょっと悲しい」という時に、とりあえず旦那さんのところに行ってハグをしてもらいます。
何も言ってもらえなくても、とにかくハグだけでOK。
それだけで気持ちがスッと落ち着くし、不安が大爆発する前に沈静化することができますよ♪
これは本当にオススメ!
もし旦那さんが不在だったり、ダメな場合は友達や家族でも大丈夫!
ハグをしてもらうのに相手は関係ありません。(笑)
あ、もちろん見知らぬ人とかじゃなくて、信頼できる人にしてくださいね!
③ 良い映画を見て泣く
良い映画を見て、とりあえず泣くとスッキリします。
特に家族系の映画を見て涙を流すと、出産後のこととかがイメージできるので最高です。
出産に対する不安や悲しみが、産後の明るい未来を想像できてポジティブに考えやすくなります。
私は映画「スタンド・バイ・ミー」、海外だと同じ映画だけど名前違いで「ココ」を旦那さんと見て号泣。
さすが、ディズニー映画だけあって素晴らしい内容だし、家族って素晴らしい!と思わせてくれる内容です。
この映画に限らず、良い映画を見て思いっきり泣くと気持ちも落ち着きやすくなりますよ♪(→妊娠中に映画館に行くのはOK?注意するべきこととは?)
④ 体が動かせる時は適度なスポーツをする
もし担当の先生から運動OKの指示が出ているのであれば、適度な運動をするのもオススメ!
運動をするとセロトニンという幸せを感じるホルモンが分泌されるので、ストレス解消につながります。
運動前にモヤモヤしている気持ちも、運動をするとスッキリしやすいですよ♪
できればストレスにならないような運動が良いので、自分が好きなジャンルの運動をするのがオススメ!
音楽が合ったほうが良いならダンスや有酸素運動系、ゆったり動きが好きならヨガなど。
自分自身にあった運動を適度に行うと気持ちをコントロールしやすくなります。(→安定期以降に運動をする際の注意点)
⑤ 天気の良い日に外を歩いてみる
実は太陽に当たることでもセロトニンが分泌されます。
太陽に当たって「気持ちいい〜」と明るい気持ちになれるのは、セロトニンのおかげです♪
天気の良い日に外に出て、軽く散歩するだけでも気持ちがリラックスしやすくなります。
イライラするな〜と思ったら、とりあえずベランダで日向ぼっことかもアリ。
散歩ができなくても太陽に当たってみるだけでも気持ちが少し明るくなりますよ♪
⑥ 甘いものを食べる
もう最終手段!
甘いものを食べるとイライラがおさまりますよね。
まさに、甘いものを食べてもセロトニンが分泌されるので、ストレス解消にはもってこい!
ただし、食べ過ぎると妊娠中の体重管理に影響が出る上に、中毒症状が出てしまう可能性もあります。
中毒症状が出ると、甘いものを食べてないとイライラするといった状態になってしまいます。
そういった症状はできるだけ避けたいですよね。
なので、甘いものを食べるのは最終手段!
といっても、ガンガン食べ過ぎなければ問題ないとは言われています。
検診などで注意されていないのであれば、適度に甘いものをつまむのもストレス解消の1つです。
⑦ SNSで不安をつぶやく
SNSで不安をつぶやくのも1つの方法。
私は友人や家族が見ているSNSでは不安やノロケなどはつぶやきたくないので、Twitterで直接の知人が見ていないところでつぶやくようにしています。
そうすることで自分の気持も晴れるし、それに共感してくれたり、アドバイスを貰えたりすることがあるので勇気づけられることも!
Twitter内での新しい世界は、自分だけでは気づかなかった考え方ももらえるので嬉しい発見もありますよ♪
SNSを上手に利用することで不安を解消しやすくなります。
個人的にはTwitterのアカウントを作って、妊娠中の不安を共有できる仲間を見つけるのがオススメです。
⑧ 友達と出かける
友達と出かけることができるのであれば、ランチやカフェなどに行って話をするのも最高です!
やっぱり話を聞いてもらって、相談にのってもらえると気持ちが楽になりますよね。
私はペルーで友人も少ないので、出かけられる回数は多くないのですが・・・。
それでも月に1回、2ヶ月に1回だけでも友達と出かけられると気持ちの支えになります。
思いっきり笑って、話を聞いてもらって、友達の話を聞いて。
たったこれだけでも不安や悲しみを解消することができますよ♪
妊娠中の不安や悲しみは赤ちゃんにも届いている
妊娠中って不安になったり、悲しくなったり、ホルモンに振り回さえてしまいます。
それって仕方がないことだし、自分ではコントロールできないこともあります。
ただ、この不安や悲しみって赤ちゃんにも届いているんです。
赤ちゃんはママの気持ちを感じることができるので、ママが悲しいと赤ちゃんも元気がなくなります。
胎動を感じられるようになると、赤ちゃんと気持ちを共有してるんだってことを、胎動を通してより実感しています。
この気持ちは赤ちゃんにも影響してる。
そう思ったら、ママはできるだけ気持ちを明るく保っている方が赤ちゃんのためにも良いんです!
赤ちゃんのために、ママが元気でいることが1番。
そう思うと、自分1人のことじゃないと思うと、頑張れそうな気がしますよね。
泣いている時、悲しい時、赤ちゃんも悲しいんだ・・・そう思ったら、自分が元気でいないと!と勇気づけられます。
どうしても克服できない時は泣いて泣いてスッキリして、忘れましょう。(笑)
そして、赤ちゃんのために少しだけ気持ちを明るくする努力ができると一歩前進です!