妊娠しても毎日欠かすことができないお風呂。
そして日本人のルーツである「温泉」は欠かせないですよね。
でも、妊娠中って温泉に入っても問題ないのでしょうか?
「妊娠中だからこそ気をつけるべきこと!」があるので、今回は妊娠中の温泉についてお話ししていきます。
妊娠中の温泉「入ってもいい?」と思ったアナタ、要注意です!
妊娠中でもやっぱり温泉には入りたくなりますよね。
お腹も大きくなってくると家のお風呂だと狭く感じてしまうことも。
特に冬の冷える季節には「血流を良くしたいし、お風呂に浸かりたいな~」という日も増えてきます。
あってもごくわずかなスパ的なところで、主に男性の利用が多いといわれています。
それに衛生面ですごく心配なので・・・妊娠中でなくても利用は控えたい、というのが正直な気持ちです。
しかし!
そんな日本の温泉、妊娠中でも行けるのかというと・・・・
その答えは「イエス!」です。
ただし、そこには注意が必要です。
というのも、その衛生管理が厳しい日本の温泉でも感染症をうつされたことがあるからなんです。
日本の温泉でも感染症に注意
日本の温泉は衛生面での管理が厳しいため、「感染症にかかる心配はほとんどありません」と言われています。
いろいろなサイトを見ても同じようなコメントです。
しかし!!
この経験があってから、私は温泉でも感染症にかかる可能性を否定できません。
その時の体調も悪くなかったし、なぜ感染したのかも不明ですが、おそらく「座った場所」が悪かったんだと先生には言われました。
妊娠中は膣内の洗浄力が弱まっているので、通常よりもカンジダなどの感染症を起こしやすい状態をしています。
もしカンジダに感染してしまったら、早産や前期破水といったリスクが高まります。
赤ちゃんがカンジダ症に感染すると、口の中にカビのようなものが発生したり、カンジダ皮膚炎でかぶれなどの症状を起こすそうです。
妊娠中に直接赤ちゃんに影響はないけれど、生まれてくるときに影響を受けるので「治す」ための治療になります。
こういったリスクを考えると、温泉に入る際は注意が必要です!
妊婦さんでも温泉に入れるからと言って油断していると危険です。
温泉から上がるときにはしっかりと上がり湯をしたり、念のために洗い場の椅子はよく洗い流してから座りましょう。
妊娠中の温泉で気をつけるべきこと
妊娠中に温泉に入る際は気をつけることがあります。
温泉自体はお腹の赤ちゃんに影響はないので、そこは安心して入浴を楽しみましょう。
- 感染症に気をつける
- 長湯しすぎない
- 転倒に注意
- 食後1時間くらいは入浴を控え、胃腸の働きを整えてから入る
- 温度差で風邪をひいたり、体のふらつきなどの注意
- 1人で入浴をしない
妊娠中でも体調が良い時は「全然大丈夫でしょ!」と思ってしまいがち。
しかし、妊娠中以外でも「長湯」や「転倒」といったトラブルが起こることがあります。
私は以前、長湯でのぼせてロッカー内で倒れたことがあります。(笑)
その時の私は1人で温泉に来ていて、自分では長湯をしているつもりもありませんでした。
それでものぼせて倒れてしまったんです。
と、赤ちゃんのことがすごく心配になります。
ママがお腹を下にして倒れてしまったら赤ちゃんの命にも影響するうえに、意識を失って呼吸なども乱れると酸素が不足する可能性が考えられますよね。
考え始めたら・・・めちゃくちゃ怖いです!自分1人の体じゃないと考えたら、温泉での無理は禁物!
それに、深夜や早朝といった時間帯だと温泉内で1人になりやすいので、そういった時間をさけるのもおススメです。
人が少ないと開放的で気持ち良いですが、その分妊娠中は危険も増すので1人にならないようにしましょう。