妊娠すると気になるのは保険ですよね。
私は海外で出産予定なので、日本で民間の保険に入っても支払いなどはないため加入する意味がありません。
・・・が!
海外での保険には加入していないと大変なので、私の保険事情についてお話ししていきます。
妊娠中の保険ってどうなる!?海外での保険適用期間に気をつけて
妊娠中の保険って実はすごく大切ですよね。
妊娠中って何があるか分からないし、出産際も自然分娩予定から急遽帝王切開になったり、常にハプニングがつきものです。
でも、海外にいると保険ってどうすれば良いか迷ってしまいます。
実際に私もペルーに来てから保険に関して迷っていました。
それが約・・・1年半前のことです。
でも、保険になにも入っていない状態でペルーで暮らすのが怖かったので、一応1ヵ月5000円くらいの保険に加入することにしました。
それが「Pacifico」という民間の保険会社で、病院で診察を受けると何パーセントかを保険会社が負担してくれ、残りを自分で支払うというスタイルです。
日本の国民健康保険と似ていますよね。
ただ、この保険には1つだけ落とし穴があります。
それは保険に加入した日からある程度の期間が経たないと保険の適用をしてもらえない場合があるからです。
保険加入期間に気をつけて!
例えば、私の加入している「Pacifico」だと、保険に加入して1年半たたないと妊娠・出産に対する適用はありません。
ということは、保険に加入していても1年半たたなかったら意味がないということです。(妊娠・出産に関しては)
なので私は今、保険に加入しているけれど保険を適用しない状態で病院に通っています。
だいたいその支払い額は次のような感じです。
診察料 | 約7,200円/1回ごと |
エコー検査 | 約7,200円/1回ごと |
血液検査など | 約1,140円~ |
血液検査などは検査項目の量や内容によりますが、保険適用なしだと日本と同じくらいお金がかかります。
これが保険適用なしの金額で、出産になるとその費用もまた日本と同じくらい。
これが保険適用なしでずっと・・・と考えるとかなり費用がかかってしまいます。
じゃあ、保険適用期間が来たらどうなるかというと。
約90%を保険会社が負担してくれるので、私たちの自己負担は10%で済みます。
かなり自己負担金額に差がありますよね。
日本の国民健康保険と違って、入ったらすぐ適用してもらえるわけではない場合が多いです。
また、その保険の形式も会社によって大きく違うので、会社ごとにチェックすることが大切。
ペルーの「Pacifico」の場合はこんな感じです。
私は幸いなことに、妊娠9カ月の月から妊娠・出産に関しては適用になります。
ギリギリですが出産時期には間に合いそうで一安心。
一番費用が掛かるときに保険が利くと安心できます。(笑)
日本の国民健康保険に加入している場合
また、日本の健康保険についても日本の市役所に尋ねてみました。
海外にいる状態で日本の健康保険にも加入している場合、3割負担の額を引いた費用を還付してくれるというシステムがあるそうです。
この処理には必要な書類や手続きがあります。
私の実家がある市役所に問い合わせをしてみたところ、次のような書類があれば還付を受けられると言われました。
必要書類
- 診察、治療に関して支払いをした領収書などの原本
- 領収明細書、診察内容明細書(日本の市役所HPからダウンロードし、現地の担当医に記載してもらう)と、その翻訳
- 保険証
- パスポート(渡航を証明できるもの)
- 印鑑
- 海外の医療機関等に照会する同意書
領収明細書、診察内容明細書に関しては、担当のドクターの協力が必要です。
両方とも担当医のサインなどが必要になる上に、毎月書いてもらうようになります。
また、出産一時金も申請ができます。
出産一時金に必要な必要書類
- 領収明細書、診察内容明細書
- 診察、治療に関して支払いをした領収書などの原本
- 保険証
- パスポート(渡航を証明できるもの)
- 印鑑
- 海外の医療機関等に照会する同意書
- 出産の公的証明(現地の公的機関が発行する戸籍、住民票等や現地の医療機関が発行する出産証明書、領収書等)
- 母子健康手帳
母子手帳は配布していない国もあるので、その場合は不要だそうです。
かなり書類は必要になりますが、こういった手続きを踏めば還付を受けられる可能性があります。
ただし!!
ということでした。
どういった状態だと資格を喪失することになるのか分からないので、帰国をして申請をする際に聞いてみようと思います。
出産一時金などのシステムは私の出産予定のペルーにはないので、とってもありがたいシステムです。
こういったことを知っておくだけでもお得ですよね。