妊娠中期以降、どうしても欠かせない栄養素は「鉄分」だと思っています。
それはどうしてなのか?
妊娠中って、どうしても吐き気や頭痛に悩まされがちですよね。
悪阻が終わってもそういった症状が続くママも多いです。
そんなママにおススメなのが「鉄分」、その理由や鉄分の働きについてお話ししてきます。
- 妊娠中期以降、欠かせない栄養素は鉄分!?頭痛や吐き気に悩むママは必見
- 妊娠中期以降、鉄分はどんな働きをしてくれるの?
- 鉄分を効率的に摂取する、おススメの方法とは?
妊娠中期以降、欠かせない栄養素は鉄分!?頭痛や吐き気に悩むママは必見
妊娠初期の終わりころから、悪阻が軽くなっているのに「頭痛」や「めまい」がひどくなっていきました。
そのため、調子が良くてつわりの吐き気はないのに、帰るころにはフラフラ。
家に着くと同時に頭痛と吐き気でベットにダウン。
「どうしてこんなに頭痛がするんだろう?ベットで横になってるときは頭は痛くないのに・・・?」と、疑問でした。
そこでドクターに相談したところ、「きっと鉄分不足だろう」と言われたんです。
ちょうどそれが4か月検診の頃でした。
ドクターに言われたサプリメントを試してみたところ、少しは改善されているような気がします。
でも、まだ頭痛がする気がする・・・と、旦那さんに言うと。
旦那さんが「このサプリメントで合ってるのかな?」と言い出し、ドクターに確認してくれました。(写真を撮ってLINEのようなアプリで連絡をしてみました)
すると・・・
同じ名前のサプリメントで、ドクターが言っていたものとは違っていたんです。(笑)
そう言いつつも、とりあえず買ったのでそのサプリを1か月飲み続けることに。
ドクターも、「これ違うけど、まぁ悪いものじゃないし、これを1か月飲んだらいいよ~」と。
一応鉄分もある程度入っているものだったし、飲んでいない時よりは効果があるように感じていたので結果オーライではありました。(笑)
そして5か月検診の目前。
サプリが3~4日程度切れてしまったんです。
「でももうあと数日で検診だし、違うサプリを指定されるかもしれないから、まだ何も買わないでおこうか」と旦那さんと相談して、検診までの間は鉄分系のサプリは何も飲まないでいることにしました。
すると!!
この症状って、全部鉄分を摂取することで補われていたんだ・・・と体を持って痛感!
もう鉄分なしでは生きていけない・・・とさえ思いました。
次の検診の時にドクターからサプリメントを指示され、今度は正規品(笑)を入手!
飲み始めた日・・・・
鉄分1つで、こんなに体の調子が違うの!と、驚かされるばかりです。
それくらい体にとって鉄分が大切だということですね。
しかも、私が今飲んでいるサプリメントは「1粒当たり20mg」の鉄分が配合されています。
この数値は妊娠中に必要とされる1日の目安です。
鉄分だけでも、こんなに体の調子が違います。
もしかしたら、頭痛や吐き気、貧血症状のあるママは鉄分不足かもしれません。
ドクターに相談してみて、その可能性がある場合は鉄分の摂取がおススメです!
妊娠中期以降、鉄分はどんな働きをしてくれるの?
妊娠初期の終わりごろから、中期に入ると本格的に鉄分が必要になってきます。
私の体はそれをすでに体感済みです。
もう、体に逆らうことはできません。(笑)
妊娠中期以降、鉄分はとても重要な働きをしています。
それは次のようなことがメインだと言われています。
- 赤ちゃんの発育を助ける
- 妊娠中の頭痛や息切れなどを予防
- 陣痛を正常に働かせ、出産時の出血を抑える
- 産後の体調回復、母乳の出を助ける
① 赤ちゃんの発育を助ける
妊娠16週以降は、胎盤から血液を通して赤ちゃんへ栄養が送られていきます。
ということは、血液が不足すると赤ちゃんへの栄養も不足してしまうということです。
鉄分は血液の成分には必要不可欠な栄養素です。
もし鉄分が不足すれば、血液中の水分量が多くなり、濃度の薄い血液になってしまいます。
いわゆる、貧血といわれる状態です。
すると、血液が運べる栄養素や酸素の量も低下してしまうのです。
鉄分不足で赤ちゃんへの酸素供給がなくなるなんて、想像するだけで怖いですよね。
鉄分を摂取することは、赤ちゃんに栄養と酸素を届けることになるのです。
② 妊娠中の頭痛や息切れなどを予防
妊娠中に感じる頭痛や息切れ、めまいといったマイナートラブル。
これらは体内の酸素が足りない状態で、心臓が酸素不足を補おうとする働きが活発になるからです。
鉄分を摂取するということは、妊娠中のマイナートラブルを予防することにつながります。
実際に私もそれを体感しました。妊娠中のママで、こういった経験をしている人は多いと思います。
頭痛、吐き気、寒気などの症状に鉄分は効果的でした。
それに、「むくみ」を予防するうえでも鉄分は大きな働きをしてくれます。
妊娠中はいかに鉄分が大事か、体をもって思い知らされました。(→妊娠中にむくみがヒドイ原因とは?鉄分摂取で改善される?)
③ 陣痛を正常に働かせ、出産時の出血を抑える
鉄分不足で貧血状態だと、陣痛が弱まったり、出産時に出血が増えてしまうことがあるそうです。
特に貧血状態の水分量が多く含まれた血液だと、出血が止まりにくい傾向がありますよね。
陣痛を正常に働かせたり、出血を増やさないためにも、鉄分の摂取はとっても大切です!
④ 産後の体調回復、母乳の出を助ける
産後は体が回復するために、栄養素がとっても必要になります。
体全体に栄養や酸素をいきわたらせるためにも、血液の状態が正常であることが理想です。
貧血状態だと、体調の回復が遅れたり、母乳が出にくくなることがあります。
鉄分を効率的に摂取する、おススメの方法とは?
鉄分を効率的に摂取する方法としては、私個人的に「サプリメント+食事」が良いと思います。
その理由として、妊娠中に必要な鉄分の量は「21mg」とされていますが、食事だけで21mg摂取するのは相当難しいからです。
特に鉄分は、もともと吸収されにくい栄養素なので、他の栄養素に比べても摂取が大変になります。
そういったサプリメントを選ぶことで、より効率的に、毎日鉄分を摂取できます。
私が探したサプリメントの中では、「妊活・妊娠中・産後までサポート 【BABY葉酸~ママのめぐみ~】
」が特に栄養素のバランスが良かったです。
海外でも工夫すれば購入することができるし、私個人的にもおススメ!(→BABY葉酸がおススメな理由と、口コミや評判とは?)
鉄分を多く含む食材
では、鉄分を含む食事をするなら何がいいかな?と悩みますよね。
鉄分を多く含む食材は次の通りです。
- ほうれん草 100g(1/3束)あたりの鉄分量2mg
- 切り干し大根 20gあたりの鉄分量1.9mg
- 木綿豆腐 150g(1/2丁)あたりの鉄分量1.4mg
- さんま 100g(1尾)あたりの鉄分量1.4mg
- 牡蠣 70g(むき身5〜6個)あたりの鉄分量1.3mg
- あさり 30g(むき身10個)あたりの鉄分量1.1mg
- 卵 50g(中1個)あたりの鉄分量0.9mg
なので、サプリメントで20mg摂取したとしても、通常の食事で鉄分が過剰摂取になることはほとんどないかと思います。
それに、吸収されにくい栄養素なので、鉄分の吸収率をアップさせるために「ビタミンC」や「タンパク質」を摂取することが推奨されています。
最低限必要な鉄分はサプリメントから摂取していれば、赤ちゃんへ送られる血液が不足する心配もないし。
食品から栄養素を摂取していれば、必要な栄養素も摂取できるし。
良いことづくめかな~、と私は思います。
まずはドクターに相談してみることが1番重要です!
鉄分を意識して摂取を始めてからは体調も良いので、もし鉄分が原因で体調不良のあるママは、「鉄分」について考えてみるのもおススメです。