出産方法、それは妊娠中のママにとっては超重大なこと!
私も初産なので、自然分娩か帝王切開かどちらが良いか迷いました。
でも・・・やっぱり決め手になるのは「赤ちゃんが生まれてきてからのこと」です。
私は多くの方の経験談を聞いて、読んで・・・「間違いなくこっちだ!」と決めました。
目次
出産は自然分娩か帝王切開か、私は間違いなく○○を選ぶ!
出産とは、もう人生の一大事ですよね。
私も今回初産なので「出産方法」については慎重に、そしてかなりの時間をかけて調査をしました。(笑)
経産婦の友達にも聞きまくったし、ネット記事でも探しまくりです。
でも、妊娠が分かる前は「絶対帝王切開がいい!」と言い切っていたんです。(笑)
そんな私が自然分娩が良いと気持ちが変化したのは・・・産後の状態を考えた時に自然分娩の方が良いと考えたからです。
自然分娩と帝王切開にはそれぞれメリットとデメリットがあると思います。
私はのんきに「帝王切開は予定日も決めれるし、陣痛を感じなくても良いでしょ~」とメリットしか見ていなかったから帝王切開が良いと思っていたんです。
しかし、それはほんの一部のメリットでしかありませんでした・・・。
メリットやデメリット以外の部分でも、違った面で産み方を考える方もいますよね。
ただ私が個人的に思うのは、きっと今の若い人の世代では「痛みを味わって産む=愛情がわく」という考えのひとは少ないんじゃないかなぁ?ということ。
医療技術が発達して、出産にも選択肢ができるようになりました。
私は自然分娩でも、帝王切開でも、どちらで出産したとしても子供への愛情は同じだと思います。
だって、妊娠中のお腹に赤ちゃんがいる時でさえ「ああ、この子を愛してる」と愛おしく思うくらいです。
産まれてきて、目の前でこの子を見ることができて、抱きしめられたらどんなに嬉しいだろうって心から思います。
それに、痛みを感じられないと愛情がわかないなんて、男性の場合どうなるんでしょう?(笑)
男性は出産もしないし、妊娠の経験もありません。
それでも、自分の子供には深い愛情を持っていますよね。
だから、どっちの生まれ方でも良いと私は思います。
ただ・・・それを選べるのであれば自分で選びたいです。(笑)
じゃあどうやって選ぶべきなのか、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう!
自然分娩と帝王切開のメリット、デメリットとは?
自然分娩と帝王切開のメリットとデメリット、それぞれを個人的にまとめてみました。
それぞれ違う面があるので、比較をしてみると決めやすかったです。
そして、この2つの違う点は「産むときに痛いか」「産んだ後に痛いか」の違いが大きいと思います。
自然分娩のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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やっぱり、一番大きなデメリットは「痛い」ということですよね・・・。
想像するだけで怖い。みんな「死ぬかと思った」とか言ってるから。(冷や汗)
それに、24時間以上踏ん張って踏ん張って、ダメだったから帝王切開という流れになることもありますよね。
そう考えると「いつ生まれるか分からない」という予定が定まらないのもあって、なんだか不安になっちゃいます。
私がいるペルーでは「4時間待っても生まれなかったら帝王切開」という病院などもあるくらい、待ってくれない病院も多いです。
それくらい「いつ?」というタイミングが自分で決められない分大変です。
また、あまり大きな声では言えませんが、出産後の性的な感じ方が変わるという声もあります。
特に海外ではそういった点に注目する夫婦も多く、口には出さなくても夫婦間で話し合われることもあるそうです。
実際、私の旦那さんも友人からいろいろと言われたそうで、「出産後に膣トレをしないと全然違うんだよ」とアドバイスをされていました。
自然分娩に反対というわけではなく、「産後のトレーニングを忘れないようにね!」という意味です。
パートナー関係を大事にするのであえば、やはり出産後の膣トレを忘れないようにすることも必須ですね!
ただ、私が決意するきっかけとなった「産後の痛み」という点を考えると、帝王切開に比べて楽だと言う方が多いです。
確かに出産直後は疲労どっぷりですが、帝王切開のように切ったりするところがほぼないので、傷を回復させる部位が少ないです。。
赤ちゃんを抱っこする時にもお腹の痛みはないし、赤ちゃんにお腹を蹴られたとしても軽い「う・・」ですみます。(笑)
たしかに痛みやタイミングなどを考えると帝王切開の方が良さそうに見えます。
・・・が、私自身としては「産後の赤ちゃんの世話」に影響が出にくい自然分娩の方が良いと判断しました。
やっぱり赤ちゃんとの時間を大切にしたい、というのが1番です。
安産だと超スピード的な早さで出産できる人もいますからね!
自分の体を信じてみようかな、と思いました。
帝王切開のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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帝王切開のメリットは、やっぱり陣痛などを感じることがなく手術で終わるので、体の負担が少ないことですよね。
普通分娩に比べて体自体の回復は早いと言われることもあります。
それに「いつ生まれる」と分かっている分、自分自身だけでなく家族も準備がしやすいです。
また、母親がHIV感染者、前置胎盤などの自然分娩では出産が難しいケースでも子供が産めることが大きなメリット。
ただ、私が1番ひっかかったデメリットは「産後の痛み」です。
傷の回復には個人差があり、「全然痛くなかった~」という人と「もう2~3年痛みを引きずっている」という人がいます。
ずっと痛みが続く場合、赤ちゃんのお世話をするのもつらくなりそうです。
年齢や傷の治り方も関係していると思うのですが、私はとっても不安です。
もともと傷が治りにくい体質でケロイドにも残ったりしやすいので、きっと帝王切開をするとずっと傷む気がします。
それに、年齢的にも30歳を超えているので、さらに傷の治りは遅いかと・・・・
無痛分娩という選択肢
ここまで自然分娩と帝王切開だけを比較してきたのですが、最近では「無痛分娩」という選択肢もありますよね。
私が自然分娩を選んだ1番の理由は、この「無痛分娩」があるからなんです。
無痛分娩と聞くと「完全に無痛」をイメージしますが、完全に痛みを感じないわけではありません。
痛みを緩和して、自然分娩をスムーズにするのが無痛分娩の大きなメリットです。
無痛分娩のメリットとデメリットを一覧で比較してみますね。
メリット | デメリット |
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出産方法としては自然分娩とほぼ同じだけど、自然分娩ほどの痛みを感じないのは大きな大きなメリットです。
しかも、産後のひどい疲労感も超絶軽くなるとのこと。
そのため、痛みが軽い分スムーズにいきめたり、出産後でも赤ちゃんの世話がすぐにできたりするそうです。
出産がスムーズにいけば赤ちゃんへの負担も減るし、いいことだらけですよね♪
ただ、まったく痛みがない出産はできないそうなので、そこは自然分娩と同じように覚悟が必要です。
そのため無痛分娩を選びやすい状況なので、無痛分娩を選択しようと思っています。
でも、自然分娩に比べてコストもかかるし、麻酔がきくかどうか分からないのにお金を払うのはな~・・・という方もいると思います。
コストが気になる場合は、やはりしっかりと考えてみることをおススメします。(私も日本で出産するなら要検討です。)
ただ、私の友人や家族が言っていたのは「1度自然分娩を味わったら、次は絶対無痛がいいって思う」という意見が圧倒的に多かったことです。
経験者の意見は大きい!
これを聞くと、さらに無痛分娩への決意が高まりました。(笑)
自然分娩と帝王切開、どちらも同じ出産
自然分娩も帝王切開も、そして無痛分娩も、どれも出産としてのリスクが伴うのは同じです。
だからどういった出産方法を選ぶかは、「やっぱりママがどうしたいか」が一番大事だと私は思います。
私は「お腹を痛めて産んだから」とか「痛かったから」=「その分愛情が大きい」とは思いません。
だからこそ、出産には自由があっていいと思うし、赤ちゃんとママの安全が一番だと思います。
ちなみに、助産師さんによる「お産がスムーズに進むコツ」を共有してくれている動画があります。
ここでも少し「どんな出産方法を選ぶか」についても助言されているので、参考になるかと思います。
今のところ、私は無痛分娩を選ぶ予定ですが、今後どうなるかはまだ私もわかりません。
それは「赤ちゃんの状態」と「ママの状態」によっては選択できないこともあるからです。
それに、私のいるペルーでは帝王切開の確率がとても大きいと言われています。
経産婦のペルー人の話によると、出産の数日前までは「問題なし」だったのに、出産当日になって「帝王切開で」と言われたケースが多いとのこと。
友人たちによると、自然分娩を推奨しているドクターを探して、無痛分娩を希望するのが1番良いと言われました。
国柄の問題もあるので、確実に自然分娩ができるかはわかりませんが・・・できるだけ希望通りにできるように最善を尽くしてみます!