妊娠中に喫煙っていつからダメなの?その理由とは?

妊娠 pregnancy 飲酒 喫煙

妊娠中に「飲酒・喫煙はダメですよ~」って言われているので、妊娠したらやめるべきということは知っていました。

でも、今さらながら「でも、何でだめなんだろう?」と理由が気になり始めました。

 

それに、実際のところ「いつから」ダメなのかも気になります。

そこで、なぜダメなのか、いつからダメなのかを調べてみました。

妊娠中に喫煙っていつからダメなの?

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妊娠したい、妊活してる!というママであれば、それを予想して禁煙することもできますよね。

でも、そうじゃないママとしては「気が付いたら妊娠してた」という場合、赤ちゃんへの影響などが気になります。

実際に妊娠した場合、いつから禁煙をするべきかというと・・・

まさに、妊娠がわかった時点で禁煙をすることです!

 

なるべく早く禁煙をすることが、赤ちゃんのためにも、ママのためにも大切なことになります。

受動喫煙もあるので、できれば家族やパートナーにも分煙、あるいは禁煙をしてもらうのが理想的。

 

私の友達も、喫煙をしていた妊娠初期にすごく心配をしていました。

病院で先生に相談すると、「大丈夫、今日からやめればいいのよ、お母さん」と言われてとても安心したと言っていました。

安心と事実をしっかりと伝えてくれる先生であれば、その言葉も信頼できますよね。

 

喫煙が赤ちゃんやママにどんな危険を及ぼすか、家族やパートナーもわかって入れば、分煙や禁煙に協力してくれるはずです。

ママ自身も理解して、しっかりと説明をしておくと安心かと思います。

 

妊娠中に喫煙がダメな理由とは?

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妊娠中に喫煙がダメな理由は、実はかなり重大なものなんです。

ママはもちろん、赤ちゃんへの影響もすごく大きいのが問題です。

 

  1. 妊娠中のトラブルを発生させる原因となりやすい
  2. 早産や未熟児出産につながりやすい
  3. 先天性異常や奇形、抑制のきかない人格になる可能性
  4. 赤ちゃんが生まれた後に、乳児突然死症候群を起こす可能性がある

 

① 妊娠中のトラブルを発生させる原因となりやすい

妊娠 pregnancy

妊娠中のママの体にも影響が起こる場合があります。

例えば次のような症状です。

 

  • 妊娠を保持するための能力が低下する
  • 早期破水
  • 前置胎盤(→前置胎盤とは?)
  • 胎盤異常
  • 早産や妊娠期間の短縮
  • 自然流産や死産、早産の危険性が高くなる

 

どれもハイリスク出産になる可能性があり、母子ともに安全性がグッと下がってしまいます。

こういったリスクを避けるためにも、喫煙はできるだけ早めにやめるべきだということです。

 

② 早産や未熟児出産につながりやすい

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妊娠中にタバコを吸うと、週数に比べて軽い体重の赤ちゃんや、2,500g未満の小さい赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。

特に1日10本以上吸っている人には特に注意が必要です!

タバコを吸うことで、赤ちゃんに送られる酸素の量がグッと低下します。

 

そのため、妊娠中に「タバコを吸う=赤ちゃんの首を絞めて窒息させているのと同じ行為」だといわれています。

ニコチンの作用で血液量が減少し、赤ちゃんへ送られる酸素や栄養の量が低下します。

妊娠中は通常時よりもたくさんの血液が必要なのに、血液量が足りないと酸素が送れないのです。

 

また、一酸化炭素は赤ちゃんに送られる血液の中に入り込んでいくので、赤ちゃんに一酸化炭素が届いてしまいます。

大人の人間でも「一酸化炭素中毒」で死亡することがありますよね。

それくらい息苦しいことが胎内の赤ちゃんにも起こり、酸欠状態を引き起こしてしまうのです。

 

さらに!!

タバコの発がん性物質も胎盤を通して赤ちゃんに送られてしまいます。

赤ちゃんの免疫力は低く、発育への障害を引き起こしかねません。

 

③ 先天性異常や奇形、抑制のきかない人格になる可能性

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妊娠中に喫煙をしていたママから生まれた赤ちゃんには、先天性異常や寄生の出現率が高いと言われています。

また、キレやすい子供、抑制のきかない人間になりやすく、将来暴力犯罪をおこす率が高いというデータも出ているそうです。

 

④ 赤ちゃんが生まれた後に、乳児突然死症候群を起こす可能性がある

妊娠 pregnancy

赤ちゃんが無事に生まれても、乳幼児突然死症候群による死亡率が高くなる調査結果が出ているそうです。

 

乳幼児突然死症候群とは?

健康に見えていた乳児が睡眠中に予期せず突然死亡し、死後の全身解剖でも原因が明らかにならない病態をさします。

 

要するに、無事に生まれてきた赤ちゃんが突然死んでしまうかもしれない、ということです。

それ以外にも、「周産期死亡」の可能性も高くなると言われています。

周産期死亡とは、妊娠28週以後に死産したり、生後1週間未満に死亡 (早期新生児死亡)したりすることをいいます。

 

喫煙をしているママの周産期死亡は、通常の1.2~1.4倍にもなると言われています。

タバコの量が増えれば増えるほど、この可能性は高まっていきます。

 

妊娠中に喫煙がダメなのは、ママだけじゃない!

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こういった危険性があるのに、喫煙を続けるのは赤ちゃんへの虐待行為と同じです。

できるだけ早く喫煙をやめることが大切!

 

しかし、ママが喫煙をやめても、身近な人がタバコを吸い続けていては意味がありません。

どうしても周囲の人がタバコをやめられない場合は、分煙をお願いしたり、ママの目の前でのタバコを避けてもらうことが必要です。

こんなにも怖いことが起こるのですから、しっかりと説明をして分かってもらうことが重要です。

 

出産後はいつから喫煙がOKになるの?

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妊娠中に禁煙をしているママも、出産をした後に喫煙を再開したいと思っている場合もありますよね。

そんな時、いつから喫煙がOKなのでしょうか?

実は、出産をして赤ちゃんが体の外に出た後も、喫煙には気をつける必要があります。

 

喫煙はいつからOKという明確な期間は、あまりハッキリと言われていません。

赤ちゃんへの影響などを考えると「卒乳してから」というのが良さそうです。

ただ、赤ちゃんのことを考えると、ママはできるだけ喫煙を控えた方が良いということは覚えておきましょう。

 

まず、授乳期間中にママが喫煙をすると、母乳と一緒にニコチンを飲ませてしまうことになります。

赤ちゃんがニコチンを摂取すると、次のような症状が起こす可能性が高まります。

 

  • 不眠
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 頻脈
  • 哺乳量減少
  • 皮膚蒼白などのニコチン中毒症状

 

タバコで赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまうのは明らかです。

それに、授乳中のママが1日に4本以上喫煙をしている場合、母乳の分泌量も10~20%低下することが分かっています。

そのため、ママから赤ちゃんへ与えてあげられる母乳の量も減ってしまうのです。

これらのことから、出産後に喫煙を再開するのであれば、授乳期が終わってからの方が良さそうです。

 

ただし、喫煙を開始するということは、赤ちゃんが受動喫煙をしてしまうリスクがあるということを理解しておきましょう。

タバコを吸う家庭と、吸わない家庭では、受動喫煙の危険は3倍以上あるといわれています。

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